2026.01.20
2026年の「志」を、飾りではない言葉にするための3つの問い

2026年が幕を開けてから、早くも20日間が過ぎようとしています。 経営者の皆様、年頭に掲げた「目標」は、いま、あなたの心の中にどのような手触りで残っているでしょうか。
多くの経営現場に立ち会う中で、私が痛感していることがあります。 それは、「売上120%達成」や「新規拠点設立」といった数字や事象の羅列は、組織の「目標」にはなっても、人を突き動かす「志」にはなり得ないということです。数字は確かに頭を動かし、緊張感を生みます。しかし、現場の人間が逆境に立たされたとき、あるいは日々の単調な業務に埋没しそうになったとき、彼らを引き戻すのは数字ではなく、経営者の奥底から溢れ出る「熱を帯びた言葉」です。
経営者が自身の想いを言語化できていない組織では、社員はどこを目指して走ればいいのかという「判断の基準」を失います。結果として、現場には迷いが生じ、組織の遠心力が強まってバラつきが生まれる。これこそが「組織の形骸化」の始まりです。
今こそ、2026年の組織のアンカー(錨)となる「志」を、以下の3つの問いを通じて、心の奥底から引き出してみてください。
1. 2026年の大晦日、あなたはどんな「景色」の中にいたいですか? 損益計算書の数字ではなく、その時のオフィスの空気感を想像してください。社員同士がどんな会話を交わし、顧客からどのような感謝の言葉が届いているか。成功の「感触」を五感で描き出すことが、言葉に体温を宿す第一歩です。
2. その景色の中で、社員は自社で働くことにどんな「誇り」を感じていますか? 「給料や福利厚生が良いから」という条件以外の理由を探してください。彼らが家族や大切な友人に「私の仕事はね」と誇らしげに語るとき、その言葉の芯にあるものは何でしょうか。経営者の志と、社員の誇りが重なる一点を見つける作業です。
3. なぜ、他の誰でもなく「あなた」がそれを成し遂げなければならないのですか? ここが最も重要です。あなたのこれまでの歩み、営業での挫折、経理で見つめた冷徹な現実、そして経営層として抱えてきた孤独。そのすべてを通り抜けてきたあなたにしか語れない「理由」に触れたとき、言葉は借り物ではない「魂」へと変わります。
これらへの答えを繋ぎ合わせたものが、2026年のあなたの組織を支える揺るぎないアンカーになります。言葉が定まれば、組織は外からの指示を待たずとも、自ずと自走を始めます。
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